ご挨拶・活動理念

会長挨拶

なぜ、アメリカ発祥のEAPを、いち早く導入したのか。

新貝 憲利

代表取締役会長

(翠会ヘルスケアグループ代表)

新貝 憲利

私が初めてEAPに出会ったのは1980年代の初頭。
当時、シカゴに留学していた私は、これからの日本の精神科医療に何が大切なのかを模索していました。それは奇しくも、現在私が代表を務め、当社のグループ機関でもある成増厚生病院東京アルコール医療総合センター内で、主に公的機関の職員を対象に、産業保健スタッフ・人事担当者と連携を取り、早い段階で医療につなげるノウハウを独自に蓄積させていた時期でもありました。

帰国後に精神科医として医療に従事する中で、日本においても勤労者に対するメンタルヘルス対策の必要性、EAPの有用性を強く感じるようになりました。
当時日本ではまだEAPの存在を知る人はほんの僅かでしたが、近い将来、医療の枠のみに縛られない積極的なアプローチを行うことができるEAP機関が必要になることを確信し、日本型EAPの検討を重ねました。
そして1993年8月、ジャパンEAPシステムズを法人として設立させたのです。

現在、EAPは多くの人の知るところとなり、そして多くの企業がEAP事業にも参入するようになりました。我が社は日本で初めて設立されたEAP専門機関として、業界では「老舗」といわれています。それは最も長くEAPを本業としてサービス提供を行ってきた企業であると共に、グループ機関も含めると30年以上に渡りノウハウや経験を蓄積してきた結果が可能にしたことであると受け止めております。

私たちはリーディングカンパニーとして、サービスの内容や質の向上へさらに探求心を燃やし、これからもEAP業界をリードし続けていきたいと思っています。

社長挨拶

自分らしく働ける社会へ。JESの「寄り添う支援」とは。

榎本 正己

代表取締役社長

榎本 正己

2003年8月、10周年のジャパンEAPシステムズ(JES)に入社した私の志望動機はただ、「正社員だから」。

産業心理臨床のことなどほぼ何も知らなかった私でしたが、EAPに魅せられ、多くの人に導かれ、自分らしく働かせてもらう中で少しずつ社会に役立てる感覚も増えてきました。私自身、JESのミッションが正鵠を射ると実感する一人です。

自分らしく働く、エンゲージメント、成長・発展、一次予防、生産性。
今まさに求められるこうした前向きでポジティブな側面を促す力が、人とのつながりや対話、そしてカウンセリングや心理学にはあります。

一方で、JESが向き合うのは解決できる問題ばかりではありません。
いわゆる生老病死に代表される苦悩や悲しみ、怒り、悔恨などにも巡り合います。解決ではなく寄り添うこと、無力なままで居続けること。それもまた私たちにできるひとつの支援の形だと思います。

ある人事担当者は弊社を「泥臭い」と評しました。前社長が大事にした価値観です。生きること働くことは、格好よく綺麗に整えられるものばかりではない。相談者と職場の方々と一緒に悩み、汗をかく。あまり効率的ではないのかもしれませんが、個別性を大事にした、血の通った支援ができるのもJESのマインドです。

そしてできれば、私たちJES自身が、日々笑いながら、でも真剣に、トラブルや葛藤や成功や失敗の中で助け合って不完全を楽しみ、喜怒哀楽を味わいつつ、目の前の仕事に一所懸命取り組んでいく組織でありたいと思っています。

「ほんとうのさいわいは、一体何だろう」そんな問いも胸に。
等身大の自分達の働きがいや幸せも大切にして、人の幸せに、よりよい働き方に、人と組織の生産性に寄与していければ望外の喜びです。


活動理念

ミッション

JESは相談活動を通して、以下のとおり社会に貢献して行く

  1. 勤労者が健やかに、かつ効果的に自らを発揮できるよう援助する
  2. 組織が健全な事業活動を実践継続できるよう支援する
  3. 支え合う繋がりやコミュニケーションを創造する

顧客提供価値

「なるほど」を生み出すことで、顧客社員と組織に
「意味」と「余裕」と「信頼」を実感して頂く